「楽」と「苦労」
「仕事をするとき、遊ぶにいくとき、運動をするとき…きみはどっちを選ぶ?」
これは先日、経営者の先輩と飲む機会があり、言われた一言です。
先輩の答えは… 「楽」
社長は苦労を選ぶ人が多い。苦労を知らない人は物事の本当の重みを知らないからだ。
しかし、社長自身ががんばり、社長にしかできないことを増やすことで、負担が増す。
そんな会社は危ない。
社長が瞑れたら、その会社も終わってしまうからだ。
能力のある社長ほど、危険と隣り合わせなんじゃないだろうか。
人に仕事を任せることは非常に勇気がいる。
社長が健康でいることが、自分を管理できていることは何より重要なことである。
先輩は当たり前のように「楽」という。「だって、楽した方がいいじゃん。」
そう言った先輩の目に曇りはない。
先輩の言う「楽」は、自分が楽をしたいわけではない。
「楽」を得るための過程や裏に、人知れない苦労が溢れているのだ。
「楽」を得るために、人一倍考え思考を凝らしている。
きっと、「楽」と言える人は「苦労」を人一倍経験した人じゃないだろうか。
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