理学療法士の手には不思議な力がある。
理学療法士は身一つあれば、利用者様のリハビリテーションを手助けすることができる。
リハビリ中、こんな場面によく遭遇する。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「リハビリの先生に足を揉んでもらったら歩けるようになった。」
「リハビリの先生はやっぱり違うね~。」
ぬぬ!?
まだ、足を少し擦っただけですよ(^_^.)
もしかして、俺って天才?笑
そんなわけない!!
自分はとっても平凡な理学療法士の一人。
リハビリテーションに関しては、『理学療法士』『作業療法士』『言語聴覚士』という資格は絶大である。
この資格が僕らの発言に説得力をくれる。
この資格が利用者様の身体機能を、新たな能力を引き出してくれる。
これは医師・看護師・ケアマネなどの医療・介護職に関わらず、すべての専門家に言えることである。
だからこそ、自分の発言に責任を持つ必要がある。
僕らの一言がその人にとって大きな意味を、イメージを、ショックを与えてしまうかもしれない。
資格が持つ大きな存在感を認識しなくてはいけない。
しかし、その存在感の認識を間違えないように、飲み込まれないようにしなくてはいけない。
ただの理学療法士、されど理学療法士である。