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通所リハビリ と 訪問リハビリ の役割

「通所リハビリテーション(デイケア)」と「訪問リハビリテーション」は役割が異なります!!
両者は全くの別物です。

どちらが効果があると思いますか!?
答えは、「利用者様の性質、環境、身体状態などにより両者の効果は異なります」。

訪問リハビリテーションを担当していると、利用者様やケアマネさんによく言われる言葉は
「外に出たくないから、うちに来てくれる訪問を利用したい」。
訪問リハビリを選ぶにはもっともな理由だ。
両者の一般的なイメージは「通い(+お風呂・食事)」か「訪問」かである。

しかし、本質は異なる。
通所リハビリはリハビリテーションを行う設備が整っている。一方、訪問リハビリは自宅の生活にアプローチすることができる。
これも当たり前のことである。これは自分が言う「本質」ではない。

本質は両者のメリット・デメリットを比較していくことで見えてくるのではないだろうか!?

通所リハビリ
のメリット・デメリットは
① 全体のサービス提供時間が長い。
② 広いスペースがある。
③ 複数のマシンや設備が整っている。
④ 周りのスタッフは介護のプロが揃っている。
⑤ 1対1のリハビリの時間が短い。
⑥ 実際のセラピーが自宅に結び付きにくい。

訪問リハビリのメリット・デメリットは
① 1対1のリハビリの時間が長い。
② 自宅で行うため、実際の生活動作に結びつく。
③ スペースが狭い。
④ リハビリのための設備がなく、自宅にあるものを利用しなくてはいけない。

もちろん、このメリット・デメリットはほんの一部である。

両者の役割を認識することがお互いの利点を伸ばすことができる。
「リハビリテーションサービス」を中心にしている利用者様にとっての地域包括ケアは、両者の利点を最大限に伸ばしていかなくてはいけない。

まずは、リハビリテーションサービスを提供する我々スタッフが両者の本質を追い求めていく必要がある。
我々が自分たちの価値や存在を理解できなければ、地域包括ケアはできない。