こんにちは!
作業療法士の矢口です。
最近よく巻き爪の利用者様を担当すること多い印象があるので巻き爪に関して調べてみました!
巻き爪(まきづめ)は、足の爪、特に親指の爪が異常に湾曲して周囲の皮膚に食い込む状態を指します。この状態は痛みや炎症を引き起こし、場合によっては感染症を伴うこともあります。以下に巻き爪の主な原因、症状、予防法、そして治療方法を詳しく解説します。
巻き爪の原因
- 爪の切り方
- 深爪や爪の角を丸く切りすぎると、爪が皮膚に食い込みやすくなります。
- 靴の影響
- 先端が細い靴や窮屈な靴を履くことで、爪が圧迫され、巻き爪の原因になります。
- 遺伝的要因
- 爪の形や足の構造が影響することがあります。
- 外傷
- 爪をぶつけたり、踏まれたりすることで爪の成長が異常になる場合があります。
- その他
- 肥満や妊娠による体重増加、爪を噛む癖、スポーツでの足への負荷なども影響します。
巻き爪の症状
- 爪の側面が皮膚に食い込み、痛みを伴う。
- 赤み、腫れ、炎症が見られる。
- 化膿や膿が出ることもあり、悪化すると感染症(蜂窩織炎など)に繋がる。
巻き爪の予防
- 正しい爪の切り方
- 爪をまっすぐに切り、角を丸めすぎない。
- 適切な靴を選ぶ
- 先端が広く足に負担をかけない靴を選ぶ。
- 足の清潔を保つ
- 毎日洗い、乾燥させることで感染を防ぐ。
- 体重管理
- 適切な体重を維持することで足への負担を減らす。
巻き爪の治療方法
軽度の場合
- 爪のガイド用テープや矯正器具(巻き爪矯正クリップなど)を使用して矯正します。
- 市販の痛みを和らげるパッドや保護具を使用。
中度〜重度の場合
- 医療機関での矯正:
- 矯正プレートやワイヤーを爪に取り付けて形を直す方法があります。
- 外科手術:
- 状況が悪化している場合、爪の一部を切除したり、爪床の形成手術が行われます。
感染がある場合
- 抗生物質の処方や、膿を排出する処置が必要になることがあります。
いつ病院に行くべきか
- 強い痛みや腫れ、化膿がある場合。
- 矯正器具や市販品では改善しない場合。
- 糖尿病や血行障害がある人は早期の受診が特に重要です。
簡単ではありますが調べたことを上げてみました!
リハビリでは歩行への影響もあるので色々と工夫をしていければと思っています!
今日はこの辺で!
最後までご拝読ありがとうございました!
ではでは~