こんにちは!
作業療法士の矢口です。
ここ数日過ごしやすい陽気になったように感じます。
昔から暑さ寒さも彼岸までと言いますが。
本当にその通りだなーっと思いますね。
少しこのことわざに関して調べてみました。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉は、日本の伝統的な気候の移り変わりを表すことわざです。日本の気候は季節の変化が顕著で、特にお彼岸(春分と秋分の時期)を境に気温が大きく変わります。このことわざは、「暑さも寒さもお彼岸の時期を過ぎれば和らいでいく」という意味を持ち、季節の移り変わりの目安として親しまれています。
お彼岸とは?
お彼岸とは、春分の日と秋分の日を中心に、それぞれの前後3日を含む合計7日間のことを指します。春分と秋分は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日であり、この時期は季節の変わり目として古くから重要視されてきました。また、仏教ではお彼岸は「此岸(しがん)」から「彼岸(ひがん)」に思いを寄せる時期とされ、故人を供養する大切な期間でもあります。
「暑さ寒さも彼岸まで」の由来
このことわざの背景には、日本の気候が大きく影響しています。日本の多くの地域では、夏の暑さは8月から9月にかけてピークを迎え、秋が近づくにつれて気温が次第に下がります。反対に、冬の寒さは1月から2月にかけてピークに達し、春分を過ぎると徐々に暖かくなってきます。このように、気温の極端な状態が春分と秋分を境に和らぐことが多いため、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるようになったのです。
このことわざの教訓
「暑さ寒さも彼岸まで」は、単なる気候の変化を表すだけでなく、時期が来れば辛い状況も和らぐという励ましの意味も含まれています。現代においては、季節の変わり目の象徴としてだけでなく、困難な状況や厳しい環境に直面した時に「いずれ和らぐ」という希望を持たせる言葉としても使われることがあります。
現代の気候変動とことわざの意味
最近では、地球温暖化の影響で季節の変化が以前よりも不規則になっていると感じる人も多いかもしれません。しかし、それでも春や秋の訪れは私たちに季節の移り変わりを実感させてくれます。このことわざも、自然との調和や季節の循環を大切にする日本人の感性を象徴していると言えるでしょう。
季節の変わり目を感じつつ体調に気を付けて過ごしていきましょう。
職場の駐車場に咲いていた彼岸花!
今日はこの辺で!
最後までご拝読ありがとうございました。
ではでは~