2015年度の介護保険改定に向けて、訪問看護も見直されている。
厚生労働省での今回の論点は3つ
① 在宅での中重度の要介護者の療養生活に伴う医療ニーズに対応して新たな加算を設ける
② 病院・診療所からの訪問看護の報酬単価のアップ
③ 療法士による訪問看護の報酬と訪問リハビリテーションの報酬を合わせる
これだけを見ると、訪問看護への風向きは明るいのかもしれない。
しかし、これが「訪問看護ステーションからの訪問看護」にとって風向きがいいとは言えない。
例えば、
①の新たな加算の設立に伴い、基本報酬が減額するかもしれない。
②による病院・診療所からの訪問看護の増加に伴い、訪問看護ステーション数が伸び悩む。
今回の論点が「訪問看護」「訪問看護ステーション」「訪問リハビリテーション」にとって、どのような風になるのか、ただひたすらに必要なのは情報である。